渋沢教会
更新日:2008.06.14

6月8日 ヨハネ福音書による説教「真理とは何か」

浜崎 孝牧師
箴言23章23節
ヨハネによる福音書18章28〜38節b

真理(新約聖書の原語ではアレテイア)は、真実・本当のこと・誠実・真っ直ぐであることを意味する語です。 しかし、キリスト・イエスさまが、「わたしは真理である」(14:6)と宣言されたことを想起しましょう。 また、「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。 あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする」(8:31〜32)とお教えになったことも……。 ですから、「真理とは何か」と問いかける世界に対して(ピラトは、当時の世界を代表する人物としてイエスさまに対峙した)、 教会はイエスさまの愛を証しし、イエスさまの真実なお言葉が私どもを罪の呪縛から解放し、 自由にしてくださる恵みを分かち合っていくのです。

テモテへの手紙一 6:13には、「ポンティオ・ピラトの面前で立派な宣言によって証しをなさったキリスト・イエス」と記されています。 ピラトが右往左往していたのとは対照的に、イエスさまは大木のように堂々と立ち、縛られても自由にふるまっていました。 非人間的なものに縛られ、不自由な暮らしに明け暮れ、 深刻に動揺している世界に、真理であるイエスさまを証しする意味は深く大きいのです。