渋沢教会
更新日:2009.02.09

2月08日 詩編による説教「主は世々限りなく王」

浜崎 孝牧師
詩編10編1〜18節
マタイによる福音書2章1〜12節

歯磨きと共に舌を掃除することは、インフルエンザの予防に効果があるそうです。「口に呪い、詐欺、搾取を満たし/舌に災いと悪を隠す」 (7)人々の口中の不潔は深刻ですが、その原因は「神に逆らう傲慢な者」(2)の心の中にありました。 6節の「…と心に思う」は、前の口語訳では「心の内に言う」でした。彼らの心の王座には、「侮り」(13)などが座っていたのです。

11節の「心に思う」は、傲慢な者から責め立てられていた「貧しい人」たちの心の中のことです。同情にたえない弱者の心の王座にも、 「神はわたしを……永久に顧みてくださらない」という絶望が座ったのでした。これは、詩人自身の苦い体験をも語ったものです。 そして、そうであればこそ、「主は世々限りなく王」(16)でいてくださるという恵みは有難く尊いのです。 12節以下の詩人の祈りは、常にそして永遠に王であるヤーウェが再び心の王座に戻ってくださったこと、その結果「絶望」や「不信」は消え去ったことを示しています。

「主の主、王の王」(黙示録17章14節参照)であるキリストがお勧めになったのは、私どもの心の内に、また世界の内に真の神を王座に迎えることでした。 17節の「心」の再読を。