渋沢教会
更新日:2009.02.23

2月22日 詩編による説教「まっすぐな人」

浜崎 孝牧師
詩編11編1〜7節
マタイによる福音書5章10〜12節

この詩は、「心のまっすぐな人」でありたいと願っている信仰者の祈りです。「主を、わたしは避けどころとしている」と言い表した信仰の詩人は、 周囲の人々の助言に従って山へ逃れるよりも、秩序が覆っている世に仕えて行く道を選んだのでした。 主ヤーウェを避けどころとするのは現実逃避ではありません。なぜなら、主は秩序が覆っているこの世に愛の十字架を立て、 麗しい秩序の回復につとめてくださったあの神さまだからです。それにしても、詩人の行為は、身の危険をも恐れない勇気あるものでした。 それは、主ヤーウェを信頼することにおいて「心のまっすぐな人」だった詩人であればこそ祝福された恵みです。 「主は正しくいまし、恵みの業を愛し/御顔を心のまっすぐな人に向けてくださる」と賛美されていますね。 「心のまっすぐな人を救う方(主なる神)」(7章11節)は誘惑に気づかせ、 人間らしい歩みを選ぶ勇気を与えようとしてそのお顔を「心のまっすぐな人に向けて」いらっしゃるのです。

私どもは、「主に従う人に何ができようか」という不信仰な問いを、まっすぐな心の想いに変えたいものです。このひっくり返った社会を愛し、美しい秩序を回復するために……。