渋沢教会
更新日:2009.05.14

5月10日 詩編による説教「栄光を物語る」

浜崎 孝牧師
詩編19編1〜15節
テモテへの手紙二3章10〜17節

聖書の第一声は、「初めに、神は天地を創造された」(創世記1章1節)ですが、詩編19編は「天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す」と詠っています。 5月の連休に大自然にふれて来た人は、神の栄光を物語る声を聴きましたか……。 信仰の詩人は、「昼は昼に語り伝え/夜は夜に知識を送る」とも言っています。被造物が物語る声や、きょうの昼や夜に与えられる知識を感受性豊かに聴きとりたいものです。 その祈りは、次の昼や夜を祝福することになるのです。

大空や太陽のことを詠った詩人は、「主の律法は完全で、魂を生き返らせ」と展開しました。 8節は、「聖書は完全で、魂を生き返らせ/聖書は真実で、無知な人に知恵を与える」と読んでもよさそうです (上掲の新約聖書個所参照)。聖書こそは神の栄光を物語り、私どもを罪の悲惨から救ってくださる御手の業(慈愛に満ちたそれ)を示しているのです。 聖書が語りかけて来る御声を聴き、神の栄光を物語る、それが人間らしい個性的なあり様ではないでしょうか。 聖書の詩人は、他の被造物に優って人間こそは神の栄光を物語る幸いに生きることが出来るという信頼を抱いているのです(8編6節を再読しましょう)。