渋沢教会
更新日:2009.12.31

12月27日 詩編による御言葉の説教「道は備えられる」

浜崎 孝牧師
詩編37編1〜40節
ヨハネによる福音書14章6節

 

「いら立つな」と語りだした信仰の詩人は、「主は人の一歩一歩を定め/御旨にかなう道を備えてくださる」という信頼に立ち返り、 自らの苛立ちを静め、隣人と共に怒りを解き、憤りを捨てようとつとめたのでした。そういう祈りの路づくりこそ、御旨にかなうものではないでしょうか。 キリスト・イエスさまは、ご自身の命をかけて私どものために天国への道を備えてくださいました。また、この世の人生における試練に耐えられるよう、 「逃れる道をも備えて」(コリントの信徒への手紙 一 10章13節)くださっているのです。

「道」という語が4回語られるこの詩には、それに関係した表現も豊富です。例えば、「まっすぐに歩む人」、 「神の教えを心に抱き/よろめくことなく歩む」などがそれです。私どもは、詩人と共に、「沈黙して主に向かい、 主を待ち焦がれ」つつ、主が備えてくださる御旨にかなう道を追い求め、そこを逸脱することのないよう黙々とまっすぐに歩いて行くのです。

今は苛立ちに満ちた時代です。詩人のような高齢者も苛立ち、教室の子どもたちもいら立っています。苛立ちを爆発させるおぞましい道ではなく、 どうか人間らしい祈りの路づくりを……。