渋沢教会
更新日:2010.3.15

3月14日 詩編による御言葉の説教「心に湧き出るもの」

浜崎 孝牧師
詩編45編1〜18節
マタイによる福音書12章33〜37節

 

信仰の詩人が言った、「心に湧き出る美しい言葉」は前の口語訳聖書では、「わたしの心はうるわしい言葉であふれる」でした。 私どもの心にも、隣人を祝福する美しい言葉が湧き出るなら、キリスト・イエスさまはきっと微笑んでくださることでしょう(上掲の福音書を参照)。 イエスさまご自身は、愛の言(ことば)ですね。

詩人が祝福したのは、結婚を迎えた若い王でした。この王は、容姿も美しかったようですが、「神に従うことを愛し、逆らうことを憎む」 というその内面の有りようから来る美しさが滲み出た人物だったようです。そして、これからもその有りようを信実に続けて行くなら、 彼も「心に湧き出る美しい言葉」を持つようになるのです(真実と謙虚と正義を駆って、うるわしい治世をする)。そして、18節のようなことが実現するでしょう。

この詩編は「ゆり」と題する曲がつけられ、聖歌隊によって歌われたようです。信仰の詩人の心に湧き出た美しい言葉が美しい曲を呼び、 芳しい香りや美しい演奏を引き出したのです(9節)。信仰の心にあふれた美しい言葉が、様々な美しい言葉を呼び、社会に広がる……。 今の時代が必要としている美しい言葉――隣人を祝福する言葉が湧き出る心を形づくりましょう。