渋沢教会
更新日:2010.4.6

3月28日 詩編による御言葉の説教「聖書から読まれる」

浜崎 孝牧師
詩編46編1〜12節
ヨハネによる福音書12章12〜19節

 

詩編46編の詩人の背後には、預言者イザヤがいたようです。「力を捨てよ、知れ/わたしは神。」(11)は前の口語訳では、 「静まって、わたしこそ神であることを知れ。」という勧めでした。そして、イザヤ書30章15節の預言は、 「まことに、イスラエルの聖なる方/わが主なる神は、こう言われた。/『お前たちは、立ち帰って/静かにしているならば救われる。 安らかに信頼していることにこそ力がある』と。しかし、お前たちはそれを望まなかった。」と語りかけていたのです。

紀元前701年、ユダ王国はセンナケリブ王が率いるアッシリア帝国軍の侵略を受け、首都エルサレムの陥落は必至となりました。 そういう危機に臨んで預言者イザヤは、人間的な力に頼ることを捨てるように呼びかけたのでした。詩編の言葉で言えば、 「神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。/夜明けとともに、神は助けをお与えになる。」(6)と語りかけたのです。 不思議に、歴史はイザヤの預言のとおりに展開しました。

詩人は、大いなる神信頼を詠っていますね。私どもは、自分の力に頼るような聖書の読み方ではなく、 聖書から読まれるような信仰生活を形づくり、堅固な神信頼を目指しましょう。