渋沢教会
更新日:2010.7.05

7月4日 詩編による御言葉の説教「神さまは探している」

浜崎 孝牧師
詩編53編1〜7節
ルカによる福音書15章8〜10節

 

「目覚めた人、神を求める人はいないか」と探される神さまを語る詩編なのですが、関根正雄著『詩篇註解』(教文館)は、 「第53篇は第14篇と同じ」と書いてあるだけで註解をしていません。聖書は神さまからのラブレターだと気づいた愛読者(愛をもって読む者)のあなたなら、 きっとこの詩編からも新しい御言葉を聴き取ろうとするでしょう。そして、それが聖書に生きる者にふさわしいあり様です。 神さまは、神さまを捜し求めて一所懸命聖書を読む人を探していらっしゃるのです。

詩人は、「神を知らぬ者は心に言う/『神などない』と。」と語りだしました。神さまを捜し求めようとしない人間の腐敗は、心の中で始まるのです。 そして、「神は天から人の子らを見渡し、探される」というのは、人の心の奥底までということなのです。初代教会の使徒パウロは、 「わたしたちの心を吟味される神に喜んでいただく」という祈りを記しています(テサロニケの信徒への手紙 一 2章4節)。 私どもは、そういう祈りを更新しましょう。今、小惑星探査機に宿っていたカプセルに、「砂埃やガスはないか」と探している人々がいます。 どうか、あなたの心からは、神さまが微笑まれるものが探しだされますように。