渋沢教会
更新日:2010.11.10

11月7日 詩編による御言葉の説教「朝には歌が」

浜崎 孝牧師
詩編59編1〜18節
マルコによる福音書16章9〜11節

 

詩編59編は、「サウルがダビデを殺そうと、人を遣わして家を見張らせたとき」の出来事をモチーフにして書かれたようです。 ということは、朝には滅びが口を開けて待ち構えているような危機が、ダビデに遭遇していたのです(サムエル記上19:11参照)。 けれども、そういう朝に、17〜18節のような主を賛美する歌が生まれたのでした。

この信仰の詩は、「滅ぼさないでください」という調べに合わせて歌う讃美歌として、応答唱のようなものがあります。7節と15節(〜16節)がそれです。 「夕べになると彼らは戻って来て/犬のようにほえ、町を巡ります。」――これは、「野良犬」のイメージであり、「彼らの口は剣を吐き」、 誰もが聞くに堪えないような言葉でほえるのです。

ダビデのように、朝には歌が生まれるという恵みを体験して行きたいと願う人は、あの夕べの野良犬のようなイメージではなく、 詩編141編(表題に、「ダビデの詩」とある)2節のようなイメージを形成することを心がけることが大切です。 夕べには、信実な祈りがささげられる信仰生活……。そういう翌朝に、感謝と喜びの歌が祝福されるのだと憶えていましょう。