渋沢教会
更新日:2010.11.25

11月21日 「人生の最高善の探求」

松矢 龍造牧師
コヘレト12章9〜14節

 

人間の最高善の探求者コヘレトは、神を忘れ、老いや死を忘れて、浮かれている人に「空の空なり、全ては空なり」として、最も大切なことへと導かんとしています。 空しさとは何か。人間の知恵の空しさ、人聞の労苦の空しさ、人間的目的の空しさ、人間同士の張り合いの空しさ、人間の貧欲の空しさ、人気の空しさ、富の空しさ、 あこがれの空しさ、軽率の空しさ、人間的報いの空しさ。コヘレトの言葉の中には37回も空と表されています。これに対応して40回神を告げ、神を覚え、 愛がなければ、全ては空しいとしています。さらに楽しみも知恵も道徳も結局終わりは死である。死で終るなら、全て空しい。聖書によれば「空」すなわち、 空しさの根本的原因は、罪であり神から離れ背を向けていることです。神の為にという視座を持たないと自分の為にのみとして人生、皆空であり、 また死の解決がないなら人生も、来世も空なり。コヘレトは、結論を告げる12章に来て、創造主を覚えよと始め、神が一切を裁きに引き出されると告げます。 神の創造から神の審判に至る広大な時の流れ、歴史の流れの中で自分の人生を見ること、自分の思い、言動、怠惰の全てをこの中で見て行くように。 コヘレトは、神を畏れよ、生活の中心に神を置き、すべて神の創造と審判の間に見てゆき、全ては神が裁断することを覚えて歩めと告げています。 そして神が与えて下さった生命の豊かさを喜び楽しみ感謝すると同時に、人生の多くの答えられない疑問があります。 しかしそれを全てご存じである神様に全て委ねて、この神を畏れよというのです。しかしながら戒めを全て守れない者として、 救い主イエス様の十字架での身代わりの死が必要です。神から赦しを頂き、戒めを守れるように聖霊なる神様の力が必要です。 そして復活のキリストによって死を解決することが唯一の道です。主イエス様を信じて神に立ち帰り空しさを克服できますように。 そして戒めの本質は、心を尽くして神を愛し、隣人を自分と同じように愛することです。神を畏れて戒めである神を愛し、 自分と同じように隣人を愛することを御霊によって導かれましょう。それが人間の本分です。救い主なるイエス・キリストはこれを示し救い実現させる為に来られたのです。