渋沢教会
更新日:2011.2.20

2月13日 詩編による御言葉の説教「み足跡の油」

浜崎 孝牧師
詩編65編1〜14節
ペトロの手紙 一 2章18〜25節

 

ペトロの手紙は、「キリストもあなたがたのために苦しみを受け、その足跡に続くようにと、模範を残された」と語りかけています。残されたみ足跡の模範……。 私どもには、私どものために十字架・復活・昇天という偉大な出来事を紡ぎ出されたキリストの愛の御足跡を見つめ続けることが大切なのです。

詩編65編の信仰者は、神さまの御足跡を祈りの目で見つめた人です(この詩編は、シオンの山の神殿での礼拝を語ることから始まっていますね。 それもキリスト教会の主日礼拝も、み足跡を見つめる出来事なのです)。彼は、「あなた(神さま)の過ぎ行かれる跡には油が滴っています」と詠っています。 み足跡に滴る油は、農産や畜産への祝福を語っていますが、しかし、それは神の民が歌声をあげ、喜びの叫びをあげないではいられなくなった様々な祝福を意味しています。 神さまは、「遠い海、地の果てに至るまで」過ぎ行かれるのであり、「朝と夕べの出で立つところには喜びの歌が響」くのだからです。

信仰の詩人は、み足跡の回想に止まらず、これからもみ足跡の油の滴りを見出して行きたい……と祈っています(6節以下を再読してみましょう。マルコ福音書14章3節以下も)。