渋沢教会
更新日:2011.4.04

3月27日 詩編による御言葉の説教「神の民に賜る力と権威」

浜崎 孝牧師
詩編68編1〜36節
ローマの信徒への手紙13章11〜14節

 

秦野市曲松の丘の中腹に立つ渋沢教会礼拝堂、その北側の窓からは丹沢の山並みが見えます。そういう堂々として美しい山々が、 低い丘を「うかがう」(前の口語訳は「ねたみ見る」)ような出来事が起こる……。詩編68編の讃美歌は、 北方の高い山々がそれよりはずっと低いシオンの丘を妬み見たと詠っています(15〜17節)。 何故?「恵み深い神」(11)さまが愛されたのは立派な山々ではなく、いわば粗末な丘だったからです。 そして、あの豊かな雨を賜るカナンの地を備えられたのは、祈り求めないでは生きられなかった「貧しい人」だった(8〜11)……。 詩編68編は、貧しい神の民こそは豊かなのだという恵みのパラドックスを語りかけているのです。

29節の慈愛の命令を憶えましょう。主なる神さまは私どもが天からの「力を帯びる」よう、強く迫っていらっしゃいます。 「神は御自分の民に力と権威を賜る」(36)のです。神の民は、「日々、わたしたちを担い、 救われる神」(20)の愛と力を切実に必要としているという自己理解をもって、それに相応しい祈りの路づくりにつとめて来たのです。 待望の大井牧師を迎える渋沢教会は充足で気を緩めず、29節bのような祈りを!