渋沢教会
更新日:2011.4.20

4月3日 マタイによる御言葉の説教「主イエスの背を見つめて」

丹羽 義正牧師
マタイ福音書16章21節〜28節

 

新しい担任牧師を迎え、伝道の体制を整えようとしている渋沢教会、 教会の原点は牧師も信徒も共に「自分を捨て、自分の十字架を背負って主イエスに従う」ことにあることを改めて確認したい。 今朝の箇所で、弟子のひとりペトロは主から「サタン、引き下がれ」と言われてしまっている。少し前のところでは「あなたはペトロ。 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる」と言われたばかりなのに・・・。ペトロは教会の原点を見失う発言をしてしまったのだ。 「引き下がれ」は原文では「わたしの後に行け」である。ペトロは、十字架の予告をされた主に、そんなことがあってはならないと、 それを押し留めようとした。つまり、主の後に従うのではなく、主の前にしゃしゃり出て、自己主張し始めたのである。 教会は、主の後に回り、主の背中を見続けるようして、主に従う群れ。「親の背中を見て育つ」という言葉があるように、 主の背中を凝視して、主の歩みに倣うのである。牧師も、信徒も、それぞれの立場にあって、自分の十字架を負って従うのである。 それは決して、嫌々することではない。私たちが見つめる背中には十字架に至までについた無数の傷が刻まれている。その傷は私たちへの愛の証。 その愛を見つめるようにして、私たちは主に従って行くのだから。