渋沢教会
更新日:2012.2.18

1月15日 御言葉の説教「心のタンクは満タンですか」

大井 啓太郎牧師
詩編21:9〜14
テサロニケ1 2:13〜16

 

先週広島で、刑務所の脱走事件が起きました。犯人は、警備の盲点を突いて54時間逃走したのです。しかし、途中で空き巣をしたりしたために、 足取りが分かってしまい、発見されたということでした。その時の所持金は10円で、何も食べていないと語ったそうです。この寒い時期、 何が彼をそうさせたのか、それ以前になぜ彼は、犯罪者としての人生をおくることになったのか、考えさせられました。彼の逃走する姿を思う時、 人類が神に罪を犯し、楽園のエデンの園から追放され、罪を犯しながら生きてきた姿に重なるように思いました。

今日の箇所で、使徒パウロは、テサロニケの人々をほめています。それは、大きな迫害の中でも、その信仰を捨てなかったからです。 キリスト教の教えは、当時のユダヤ教側からみれば、許し難い、律法の違反だったのです。生活の細部にまで律法はいろいろな規則を持っていました。 しかし、主イエスは、安息日の主は人であるとして、良いことをするならば、それは神様の喜ぶことだと教え、 その教えを受け入れた人々が最初のクリスチャンたちだったのです。大変な迫害の中、それでも彼らは屈することなく福音を宣べ伝えました。 そのエネルギーの源、それは、「神の言葉」です。私たちの本当の生きる力は神の言葉なのです。私たちは神様の目に全然いい所なしの人間です。 逃げ回ってきた人間です。しかし神様は、主イエス様という独り子でありまた、神様ご自身によって救って下さり、わたしたちは逃げるのをやめたのです。 何よりも、自分の愚かさを知るという事は、真に人を愛することの初めであり、神の偉大な業を知るという事にもつながるのです。 私たちの心が、神の言葉に満たされている時、私たちは本当に生きることができるのです。心のタンクを、神の言葉で満たす時、 私たちはどのような困難にも立ち向かっていけるのです。