渋沢教会
更新日:2012.2.26

2月19日 御言葉の説教「命は甦る!」

大井 啓太郎牧師
ダニエル記7:11〜14
テサロニケ1 4:13〜18

 

テサロニケの人々の間で、ある問題が起こっていました。それは再臨についての理解の違いでありました。15節で明らかなように使徒パウロ自身も、 主が再び来てくださる日が近いと思っていたぐらいでしたから、初代教会の人々の多くもまた、主はすぐ来てくださるというその信仰を持っていました。 あるものは明日にでも、キリストは来られると熱狂的に信じておりました。その信仰が仕事をせずにただ再臨を待ち望む、一言でいうなら賛美と祈りには熱心だが、 生活のバランスを欠いた、ぐうたらなキリスト者を生み出すことになりました。そのことを11節で、落ち着いた生活をするようにと、 使徒パウロはテサロニケの人々に勧めたのでありました。

そして、主が再び来られる時、テサロニケの人々が真剣に論じ合ったもう一つの大きな問題がありました。 それはすでに死という罪の鎖に繋がれた人々の救いについてどうなるのか、ということでありました。イエス様は天に昇られた。 そして再び戻ってくる。その時、生きているものはイエス様のみ顔に接することができるが、死んだもの、肉体が滅び、土に帰ってしまったものはどうなるのか。 天国に連れて行って貰えずに、そのままになってしまうのか。テサロニケの人々の問いは再臨に関して、非常に現実的でありました。

実際それを説明することは難しいのです。しかしここで私たちが、心に留めなければならないことは、主イエス・キリストが来るときの様子ではなく、 主イエス・キリストが私たちの救いのために、神の国にいれて下さるために再び来てくださるという希望なのです。 14節「主イエスが復活された」という事実こそが私たちへの約束なのです。命は甦るのです。いも虫が蝶に変わるように。