渋沢教会
更新日:2014.2.1

1月19日 御言葉の説教「軍師 僕ぇ」

大井 啓太郎牧師
創世記24:1〜17
マタイ24:45〜51

 

 サラの死から約3年、生活は安定していましたが、アブラハムには一つの心配があったのです。 息子イサクの結婚問題です。このままでは、今住んでいるこのカナンの異民族の女性を選ぶほかありませんでした。 しかし、本当でしたら、その土地で生活するためには、その土地に住む人々と血縁関係を結ぶほうが、暮らしやすかったのです。 しかし彼は、ハガルとイシュマエルの出来事から、 息子には、同族のものと結婚させなければならないという強い思いがありました。 彼は、全財産の管理を任せていた僕に、故郷に戻り自分と同族の娘を連れてくるように誓いを立てさせ、頼みました。 この僕を調べて行くうちに、最近始まったNHKの『軍師 官兵衛』のようだと思いました。 彼はサラ亡き後のアブラハムの良き相談相手であり、主人に忠実で、漠然と主人の命に従うのではなく、 その思いをくみ取り、よりよい妙案を立て、何より主人アブラハムの神を信じていました。彼はすべてを神に祈り求めます。 そして、神はその祈りに応え、親戚の娘リベカと出会わせるのです。 この僕の名前は24章にはどこにも名前が記されていませんが、15:2-3で言及された「ダマスコのエリエゼル」でしょう。 アブラハムはイサクが生まれる前は、彼を後継ぎにしようと考えていました。

 黒田官兵衛は、自分が天下を取るような働きはしませんでしたが、しかしキリシタン大名としてその忠実さと、 清廉さゆえに歴史に名を残したのです。エリエゼルも又、アブラハムの良き僕として生きたことによって、 その名はこれからも残り続けるでしょう。私たちもまた主イエス・キリストの良き僕として、 与えられた場にあって忠実に生きましょう。