渋沢教会
更新日:2014.2.26

2月16日 御言葉の説教「受け継がれる祝福」

大井 啓太郎牧師
創世記26:15〜25
ガラテヤ3:7〜14

 

 アブラハムやヤコブに比べてイサクという人物は、物語が少なくどのような人物であったのか、分かる部分が多くありません。 今日のテキストからみるとイサクの時代は、アブラハムの時とさほど生活様式は変わらず、 ペリシテの人々との間に時に争いが起き、その都度事柄に対処していたと思われるのです。 きっと真面目で父アブラハムから伝えられた生き方を守っていたのでしょう。 イサクは、リベカ以外、妻をもったという記録がありません。 息子ヤコブにはレア、ラケル、ビルハ、ジルバという4人の女性の名前が出てきますから対照的です。

 しかし、実はイサクの存在は大きな意味があったのです。それは、契約を引き継ぐという役割でした。 26:2−6には神様との契約が記されています。イサクにも又、主なる神は語られたのでした。 イサクは、飢饉のなかにあって、エジプトに行けば、楽な生活ができると分かっていましたが、 目先の利益にとらわれることなく、カナンにとどまったのです。 そのように主に対して誠実であったこと、それが何よりも重要なことなのです。

 例えば野球のピッチャーには、今話題となっている田中将大投手のような、 9回をきっちり投げられるピッチャーばかりでなく、先発、中継ぎ、押さえといった役割の中で、プレーする人が多いのです。 先発投手や抑えの選手は、注目されますが、中継ぎ投手というのはあまり脚光を浴びることはないのです。 しかし、野球をよく知っている人なら、どれほど中継ぎ投手が大切なのかは分かっているのです。 イサクは、しっかりとアブラハムから受け継いだ契約を、次の世代に渡す役割を担っていたのです。 私たちも次の世代に神の祝福を手渡すことが大切なのです。