渋沢教会
更新日:2014.9.14

9月7日 御言葉の説教「導きに従う時」

大井 啓太郎牧師
創世記41:1〜18
使徒7:9〜10

 

 ヨセフが王の給仕役と料理役の夢を解き明かしてから2年の歳月が流れました。この間、ヨセフは恩赦もなく忘れかけられた存在となっていました。 しかし、エジプトの王ファラオが、その頃変な夢を見たのです。ファラオは国中の賢者や魔術師を呼んで、夢の意味を解き明かしてもらおうとしました。 しかし誰もその意味が分からなかったのです。その時にやっと、ヨセフに助けられた給仕役の長が、ヨセフのことを思い出し、ヨセフは牢から出ることができたのです。

 この時彼は30歳、長い投獄生活が終わりを告げました。彼は結婚し、マナセとエフライムというふたりの子どもが与えられ、そして豊作と飢饉がやってきましたが、 彼はしっかりと対策をしていました。このことにより、エジプトは国力が増していきました。

 彼の姿から学ぶべき事、それはまず、導きに従うということです。10年以上彼は不遇の中にいました。それでも神は彼を見捨てられませんでした。 ヨセフも又、主なる神様だけを信じていたのです。私たちは、すぐに答えを求めがちです。そして自分の思い通りにならないと、「神は答えて下さらない」と考えてしまいます。 しかし、逆境にある時こそ、神を信じることが大切なのです。

 また、賜物を大切にするということです。私たちには神様から与えられた賜物があります。ヨセフは、夢によって神様のみこころを知ることができる賜物がありました。 また、物事をうまく運ぶ知恵も与えらえていました。ポティファル、牢屋の看守がヨセフを用いたのはそのような賜物があったからです。 その賜物によって、ヨセフが救われたのみならず、多くの命が飢饉から救われたのです。私たちにも、それぞれ何かしらの賜物があります。 その賜物を認め、生かすことがあの、イエス様がたとえで言われた自分のタラントを生かす人生となるのです。