渋沢教会
更新日:2014.10.6

9月21日 御言葉の説教「弟との再会」

大井 啓太郎牧師
創世記43:1〜15a,29〜30
エフェソ1:11〜12

 

 カナン地方に帰ったヨセフの兄弟たちでしたが、飢饉は続いていました。兄弟たちは早く、シメオンを助け出したいと願っていましたが父ヤコブは、 ベニヤミンをエジプトにやりたくないために、エジプトにいくことを命じませんでした。しかし息子たちが一生懸命説得をして、再度エジプトに行くことを命じました。 ヤコブは創世記22章のアブラハムがイサクをささげようとした時の気持ちのように、全てを神様に委ねることができるようになったのです。 一行がエジプトに着くとヨセフの自宅に連れて行かれました。兄たちは、何かされるのではないかと恐れました。そしてヨセフが帰り、ベニヤミンと再会を果たしました。 ヨセフは「胸が熱くなり」陰で泣いたのでした。それでもヨセフは平静を取り戻し、彼らの旅の労をねぎらったのでした。このみことばから私たちは3つのことが教えられます。

@弟を愛するヨセフから

 20年以上離れ離れになっていた弟との再会を果たしたヨセフは、涙を流さずにはおれなかったのです。 私たちキリスト者は、互いのことを兄弟姉妹と理解していますが、それは主にあって血肉と同様の、いやそれ以上の兄弟姉妹であることの表明です。

A運命を受け入れるヤコブから

 族長として彼は大いなる決断をしたのです。ベニヤミンを連れていかなければ、他の息子や、その家族が飢え死にしてしまうのです。 この時彼は、神に祈るのです。そして神様にお委ねする決断に導かれました。

B最善を尽くそうとする兄弟たちから

 自らを犠牲にすることをいとわず、彼らは最善を行おうとしました。私たちも他者のためにこのような生き方に招かれているのです。