渋沢教会
更新日:2016.8.6

7月17日 御言葉の説教「日ごとの糧を与えてください」

伊能 悠貴伝道師
出エジプト16:1〜5
ヨハネ6:22〜40

 

イエスさまに教えていただいた主の祈りの中で「日ごとの糧を与えてください」と私たちは祈ります。ですが、よく考えますとこの祈りは「今日、一日分のパン」だけを祈り求めています。「今日」という日に、主の祈りは最大のフォーカスを当てています。ヨハネによる福音書第6章22−40節という箇所では、イエスさまは「永遠の命に至る食べ物のために働きなさい(6:27)」と言われました。どういうことなのか?

 この時、群衆はイエスさまの後を追いました。イエスさまが5千人もの人々を養われ、満腹させられた。それで、人々は「この人について行けば、飢えることはない」と思った。ですが、そのような人々に「永遠の命に至る食べ物のために働け」と言われたのです。

 私たちは仕事をして、収入を得、食事ができると思っています。当然の常識として受け入れています。自分が自分の主人として、糧を得なければ自分の命は保たれていかないのではないかと不安の中、生きています。ですが、主イエスは天の父が真の主人であり、この方に養われ、そして自分の命を保つために働くわけではないことを知っておりました。

 私たちもまた、「真の主人は、自分ではなく、また上司でもなく、天の父である」ということを知る必要があります。そうすることで、私たちが働いているのは、自分の食べ物を得るため以上に、「天の父の御心を行うため」であると、気づくことがだんだんとできる。決して自分の命を自分で心配する必要は、それほどないということに気が付いていくことができるのです。

 主イエスは、天の父の御心を行うことが、わたしの食べ物だ(4:34)と言われました。私たちもまた「日ごとの糧を与えてください」と祈る時、「今日、私の成すべきことを教えてください」という意味も込め、この祈りを祈りたいと思います。私たちのすべき労苦は、その日だけで十分なのです。今日という日が、天の父によって生かされる日となりますように。

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