渋沢教会
更新日:2016.8.20

7月24日 御言葉の説教「こころを聴く」

平 尚紀伝道師
申命記6:4〜5
マルコ7:31〜37

 

 私たちは、いろいろと人生の計画を立てるものですが、人生は思い通りにはいかないものです。私たちは、ああなりたい。こうなりたいと、あれこれ努力しますが、そこに神が道を開いてくださらなければ、決して実現することができない。もちろん、私たちの努力も必要ですが、それらを超えて、道が開かれるかどうかは、私たちの側ではどうにも出来なにことを知っています。

 しかし、今日の聖書箇所は、イエス・キリストは開かれるお方であることが記されている大変興味深い箇所でもあります。

 注目したいのは、開けとお命じになられる前のイエス様の行動です。主イエスは、「指をその両耳に差し入れ、それから唾をつけてその舌に触れられた」。想像してみてください。人の耳に指を入れるという仕草を・・・。片手では人の両耳に指を入れることはできませんから、両手で耳に触れるようにする。つまり相手の顔を抱きかかえるような姿勢になる。主イエスは、その人の正面に立ち、顔と顔を近づけ、そして優しく頭を抱え込み、その指を優しく耳に入れられた。それからその人の舌に触れてくださったのです。「天を仰いで深く息をつき」主イエスは、この人の人生に向き合い、深く憐れまれたのです。この人を優しく受け入れ、抱きしめるように、向き合ってくださった。単に耳と舌に触れたというだけでなく、この人の苦しみのもとになっている部分。この人の心に触れてくださったのです。こころを聴いてくださったのです。

 私は神によって開かれ、聴くものへと変えられました。神によって開かれた私たちは、まことの言葉、命の言葉を聞く者へと変えられたのです。正しい言葉を聞く私たちは、正しい言葉を語りだすのです。

説教詳細は休みます