渋沢教会
更新日:2017.1.7

11月27日 御言葉の説教「待降節@ 救いの時満ちて」

大井 啓太郎牧師
イザヤ書9:1〜6
ルカ1:67〜80

 

 この祭司ザカリヤの預言は、イスラエルの救いの歴史と預言に根差しています。「主はその民を訪れて解放し」、また「救いの角を僕ダビデの家から起こされた」とダビデの家系から、その救いが現れることが預言されています。また、「恐れなく主に仕える」これは主イエス様が「私はあなたを友と呼ぶ」といわれたように私たちは単なる僕ではなく、神の子として主なる神と交わるということに他なりません。そして、「あけぼのの光が我らを訪れ、暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、我らの歩みを平和の道に導く」と、私たちの真っ暗闇な人生に光が与えられることを預言し、息子ヨハネが、イエス・キリストに先だって人々を悔い改めさせ、道を備える者として生きることを、そしてその主イエスこそ平和の道に導く存在であることを預言したのでした。

 今、世界は全く先が見えない時代に突入しようとしています。アメリカの次期大統領に選ばれたトランプ氏がその最たる象徴ではないでしょうか。彼が発する無責任な言葉によって、すでに世界は政治も経済も揺さぶられています。しかし、それはトランプ氏が悪いのではなく、トランプ氏しか選びようがなかった、アメリカ国民の声であり、気持ちなのです。彼のなりふり構わない物言いに、拍手喝さいを浴びせたい人々がいるのです。そして、そのような自分の利益しか興味のない人々は世界中にいるのです。私たちもややもすれば、損得勘定で人間関係をはかりにかけ、排除してしまう論理が働いてしまうのです。あの相模原やまゆり園での痛ましい事件は、私たちの心にもある狂気だということに気付かなければなりません。だからこそ、私たちはこの年も、主のご降誕を祝い、そして平和の主が再び来てくださることを待ち望むのです。主よ来てくださいと。

説教詳細は休みます