渋沢教会
更新日:2019.11.30

1月27日 御言葉の説教「正義は報われる」

大井 啓太郎牧師
イザヤ33:7〜16
Tテモテ6:11

 

 紀元前8世紀、中東には聖書の舞台となる北イスラエル王国と南ユダ王国があったのですが、アッシリアという強大な国によって、北イスラエル王国は紀元前722年に滅ぼされてしまうのです。この危機的状況の中で、神の力を信じなさいと語ったのがイザヤをはじめとする預言者と呼ばれる人々でした。彼ら預言者の言葉が、聖書には多く残されています。しかし、そのような預言に対して、無視する王や民がいるのです。しかし時々、神様に立ち返ろうと悔い改める王様も出てきます。この33章の背景にいる南ユダの王様はヒゼキヤと言いますが、彼は神様を信じる人でした。アッシリア王に裏切られて、彼は祈り、その祈りが聞かれてアッシリア軍が退却したという記録が、列王記下19:35(p614)に記されています。そのようなことを念頭に置きながら今日の個所を読むと、7−9節はアッシリアの攻撃で荒廃した南ユダの町々が描かれていることがわかります。そして、10節に現れる「わたし」というのは、神様のことなのです。神様が、この危機的状況の中でたち上がられるというのです。神様がたち上がられるのですから、悪は裁かれ、正義が回復するというのです。そして、15節にあるような生き方をしている人は、16節にあるように、祝福された人生を送ると聖書は語っているのです。しかし現代の人々は、世界全体が正義より力がすべてという風潮が覆っています。難民が世界中にあふれています。自分の国の繁栄のみを追求し、愛や正義は二の次です。正義、信心、信仰、愛、忍耐を追い求めよとテモテが語るように私たちはもう一度聖書から学ばねばならないと思うのです。

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