渋沢教会
更新日:2020.2.8

6月23日 御言葉の説教「あなたを立てる神A」

大井 啓太郎牧師
イザヤ42:18〜25
ルカ4:16〜21

 

 イザヤ書42章18節に出てくる人々は、本当に目が見えなかった、耳が聞こえなかった人々というのではありません。ここで言われているのは、神様の言葉を聞かなかった人々、神様のみ業を見ながら、従わなかった人々のことを指しています。聖書では、一番最初に神様と契約を結んだのが、ユダヤの人々ですから、ユダヤの民族の歴史がすなわち神様と共に歩んだ歴史となります。聖書は旧約聖書と新約聖書に分けられますが、その前半の旧約聖書は、ユダヤ民族がいかに神様によって愛されていたか、しかし、そのユダヤ民族が神様に従わなかったかが、描かれているのです。そして新約聖書になって、この世界を作られた神様は、ユダヤ人だけの神様ではなく、全世界の人々の神様であることが、主イエス・キリストの登場によって明らかにされたのです。そのように理解すると、このイザヤ書に書かれた「耳が聞こえず、目が見えない人々」というのは、単にユダヤ民族ではない、私たち一人一人と神様との関係であることが分かります。

 チャペルコンサートに来てくださった火ノ川京子さんが、演奏の合間にご自身のキリスト教との出会いについて証しをしてくださいましたが、自分は神様を知らずに生きていたということをおっしゃっていました。そうです、私たちはだれもが、最初は神様を知らずに、自分勝手に生きていた存在なのです。そして、神様を無視し、自分中心に生きるという罪を犯してきたのです。それが、聖書の言う「目が見えず、耳が聞こえない」状態なのです。

 しかし、神様はそれでも愛し、私たちに期待する神様なのです。だからこそ、私たちの罪を赦すために、御子キリストをお与えになり、ルカ4:18−21にあるように、「今日実現した。」と主イエス様は宣言されたのです。

 

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