渋沢教会
更新日:2020.2.8

9月29日 御言葉の説教「ウォーク・イン・ザ・ダーク」

大井 啓太郎牧師
イザヤ50:1〜11
マタイ26:63〜68

 

 4節には「主なる神は…疲れた人を励ますように言葉を呼び覚ましてくださる」とあり、5節には「主なる神は私の耳を開かれた。私は逆らわず、退かなかった」とあります。困難な状況の中で、主に従う者には、希望の言葉を、退かない勇気を主なる神様は与えてくださるというのです。奴隷の生活の中でも、神の助けを確信している信仰者の姿がそこにあります。特に10節に記されている「主のしもべ」を代々のキリスト者は、イエス・キリストであると理解してきました。この後の52,53章は、主イエス・キリストが十字架につけられた時の状況と酷似していましたから、このイザヤ書は時代を超えた預言が記されていると信じられてきたのです。そして、その主イエスは、お前がメシアなのかと問われたときに「それはあなたが言ったことです。(64節)」と答えました。一見答えを回避しているようですが、質問した大祭司が怒り狂っているように、「私がそれだ」と答えているのと同じことでした。主イエスは十字架につけられ、殺されましたが、3日目に甦って、天に昇られた。それを見た人々が証し人として、迫害されることをも辞さないで主イエスの復活を伝えたのでした。

 私たちは、この世では闇の中を歩いているようなものです。先日台風15号によって、千葉県を中心として大停電が起きました。頼りにしていたものが一切使えなくなるということが現実に起きたのです。私たちの人生には、様々な思いがけないことが起こります。災害や病によって召される命、中には先日痛ましい事件がありましたが、奪われる命もあります。しかし、聖書には「私たちの本国は天にあります。」というみ言葉の通り、私たちには希望があります。主の前で、再会できるという希望が。私たちは、私たちは御国に帰り、愛する人々との再会を心待ちしにして、今を精いっぱい生きるのです。

 渋沢教会は62周年を迎えました。草創期を直接知る人は年々少なくなりますが、私たちは新しい歴史の紡ぎ手となることができるのです。先人の思いを受けつぎつつ、新しい1年を作っていきましょう。

 

説教詳細は休みます