渋沢教会
更新日:2020.4.26

4月26日 御言葉の説教「恐れるな、私はあなたと共にいる @」

大井 啓太郎牧師
イザヤ41:8〜13
マルコ4:35〜41

 

 インターネット中継をするようになって、礼拝するということの本質が何かを考えるようになりました。教会という言葉は、ギリシャ語でエクレシアといいます。これは「呼び集められたもの」という意味です。ですから、今までなら、礼拝堂に集まることこそが、すなわち教会であり、礼拝と言えたのですが、このように、同じ場所に集えなくとも、同じ時間 、同じみ言葉を共有できるなら、これもれっきとした教会であり、礼拝なのだということです。

 マルコによる福音書4:35〜41で弟子たちは突風で、今にも沈没しそうな小舟の中で主イエス様を一生懸命起こそうとします。「私たちがおぼれても構わないのですか 」と。向こう岸に行こうと言ったのは、あなたじゃないですか、どうか助けてくださいという、弟子たちの心の声が聞こえてきそうです。そのような弟子たちの慌てふためく姿に主は起き上がり「黙れ、静まれ」と風と湖に向かって言われました。すると 風 と 波 は収まるのです。弟子たちの声を主は聞 かれます。そして助けてくださるのです 。しかし同時に弟子たちに言われるのです。「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか」と。主は私たちの恐れを知らないわけではありません。知っていてなお、私たちに信じることの強さを教えておられるのです。

 主は現代に生きる私たちにも「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか」と語りかけておられます。コロナウイルスの世界的流行という大波の中で、私たちは恐れ、不安の中に置かれています。主がこの状況をあたかも寝ておられて気が付いていないかのように、思ってしまいます。しかし、主は、このような状況の中 で私たちの信じる信仰を育てられるのです。私たちも困難の中でなお向こう岸を目指して主に従う時、自らの弱さと共に主の力強い導きを新たに感じることができるのです。

 

説教詳細は休みます