渋沢教会
更新日:2020.5.17

5月10日 御言葉の説教「恐れるな、私はあなたと共にいる C」

大井 啓太郎牧師
イザヤ41:8〜13
ルカ12:22〜34

 

 「野の花、空の鳥を見よ」はマタイによる福音書5−7章にある山上の説教が 有名ですが、ルカ福音書では、群衆というよりは 弟子たちに向かって語られたよ うなイメージです。しかし、共通していることは「思い悩むな」と いうことです。

 主イエス様は、私たちの根本的な悩みである、日々の生活の不安に対して、「空 の鳥、野の花」を見て、神様が養って くださっていることに注目させました。ル カ福音書では空の鳥は「カラス」となっています。カラスは旧約の律法では 、汚 れた生き物の一つとして食べることが禁じられていました(レビ記 11 15 、申命 記 14 14 )。きれいなカワセミのような鳥ではなく、真っ黒でちょっと不気味な カラスも神様は養ってくださっているではないか と イエス様は 言 う のです。また、 野の花も大きな花ではなく、どこにでもあるような小さな花を指して、ソロモン の栄華と比べました。

 私たちは良い場所に住み、美味しい食べ物を食べ、美しい服を着たい、贅沢を したいという 欲 求があり、それがなかなか叶わないことに不満やら、人との比較 やらをしてしまうのですが、 これらは一過性のものであって、死んだら全ては終 わりである、それより死んでもなお続く大切な物、即ち神と、神の国を求めなさ い、そうすれば、必要なものはすべてご存知の神様が、私たちの必要を満たして くださると主は私たちに語られるのです。

 ルカ福音書にはマタイ福音書にはない言葉が付け加えられています。それが 「小さな 群れよ、恐れるな。あなた方の父は喜んで神の国をくださる」という言 葉です。これは個人ではなく、教会に対してのイエス様の約束です。

 私たちは、このコロナウイルスがいつまで続き、その影響がどこまで広がるの かと不安になっています。しかし、私たちは私たちを導かれる神の愛の中を歩むことが許されているのです。私たちはこの事を心に刻みつつ、神と共に歩んで生きましょう。

説教詳細は休みます