渋沢教会
更新日:2020.5.24

5月17日 御言葉の説教「恐れるな、私はあなたと共にいる D」

大井 啓太郎牧師
イザヤ41:8〜13
使徒27:13〜26

 

 パウロはエルサレムで捕まり、 2 年投獄され 、 更にローマ市民権を持つパウロ は皇帝に上訴し、ローマへの護送が決定しました。パウロが乗った船は、 向かい 風によって予定が大幅に遅れてしまい 、 ようやくクレタ島の「良い港」と呼ばれ る港に着きましたが、 航海を続けるのは危険な季節となっていたの です。しかし、 冬 を越すのはあま り 良い港ではなく、 も う 少し 先に あるフェニクス港で冬を越そ うと船主や船員たちは考えたのです。そして、 よい南風が吹いてきた折に、ここ ぞとばかりに船を出しました。しかし その判 断は間違いで、急に 暴風「エウラキ ロン」に変わったのです。 船は 暴風の中で、転覆しないようにすることが精一杯 でした。積荷を捨てて船を軽くし、最後には大切な船具まで捨ててしまったので す。 自力で 航行 でき ず 、太陽も星も見えず、自分たちの今いる場所も分からない 絶望 の 中、 過ごしていたのです。 そのような中、パウ ロ は口を開きま した。

 「みなさん、私の言ったとおりにクレタ島から船出 してい なけれ ば…打ち上げら れるはずです」パウロ は神が助けてくれるから、元気を出しな さいと2度語りか けています。英語のある訳では、 Looking up とありました。見上げなさい、とい うことです。また、恐れるなという言葉は、 Don t give up とありました。諦 めるなということです。パウロには神様から命じられた使命がありました。それ は、 「勇気を出せ。エルサレムで私のことを力強く証したように、ローマでも証 しをしなければなら ない」 使徒 23 11 という主 の言葉で し た 。彼らは 勇気 を も らい 、 その後 14日間漂流し 、陸地 の近く に 漂着し、助かったのです。

 私たちにも、主から託された「渋 沢の地で福音を伝える」という使命がありま す。日本 は まだ 人口 99%の ノン クリスチャン がい ま す 。 もちろん、全員が全員 クリスチャンになるということはないと思います。しかし、少なくとも自分の大 切な方に、天の国への切符を手渡すことはできるのではないでしょうか?今、礼 拝堂で礼拝を中止してから 1 か月が 経 ちました が、長崎の隠れキリシタンは 300 年近く隠れて信仰を保ち続けたことを考 えれば、私たちは心 を高く上げ、諦 めず に、礼拝が再開される日を心から待てると 思うの です。

 

説教詳細は休みます