渋沢教会
更新日:2020.6.7

5月31日 御言葉の説教「明日に向かう風を感じて」

大井 啓太郎牧師
ヨエル3:1〜5
使徒2:1〜13

 

 1か月半ぶりに ペンテコステ礼拝から 礼拝が再開できたことは意義深いことで す。弟子たちは主イエス様が天に昇られた 後 、ユダヤ当局の迫害を恐れて「ステ イホーム」していました。 五旬祭と呼ばれた日もまた、弟子たちは隠れて祈って いたのです。 すると、 朝 の9時 頃、 凄まじい音が天から聞こえ、それと共に、弟 子た ちの頭上に炎のような舌が現れたのです。この物凄い音で集って きた外国に 住んでいたユダヤ人らが耳にしたものはそれぞれの国 の言葉で し た。外国語を 知 ら ない 弟子たちが 、神の偉大な業を語り、主を賛美し だ し た の です。聖霊の力は 外国語をしゃべらせる力を与えただけではなく、何の取り柄もない、迫害におび える人々を、福音の担い手に生まれ変えさせました。また、救いはユダヤ民族だ けのものではなく、全世界の人々に約束されていることが明らかになったのです。

 聖霊は私たちを変えます。神の霊が宿る 時 、 土は人になり(創世記) 、 困難を 乗り越える力の源となります。 使徒パウロは「キリストの愛が私を駆り立て てい る」とその思いを語りましたが、聖霊が 下る時、何物にも立ち向かっていく勇気 が与えられます。また、生きる上で大切なことと大切でないことがはっきりとわ かるようになります。それらが人生の大変革という奇蹟につながるのです。

 私は今まで、聖 霊の力は外国の言葉を一瞬のうちに話し出す不思議な力と思っ ていました。 そういう力もあるでしょう。しかし、それ以上に、聖霊なる神様が お与えになったのは語りだす勇気だったのではない で しょう か 。 彼らは、外国の 言葉で話しだしました。たどたどしくても、笑われようと語りだしたのです。そ して、わ たしたちも聖霊を受けると話しだすのです。それは、 与えられている様々 な賜物によって御言葉を宣 べ伝える力をいただくのです。いや、すでにいただい ているのです。

 世界には新しい風が吹いています。それは逆風のようです。しかし、逆風をう まく利用できれば、風力発電のように力になります。万事が益となるということ を信じて聖霊様によって心燃やされ、行動していきましょう。明日に向かう聖霊 の風を感じながら。

 

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