渋沢教会
更新日:2020.7.5

6月28日 御言葉の説教「預言者イザヤが遺したもの@」

大井 啓太郎牧師
イザヤ66:1〜14
Tペテロ3:8〜9

 

 イザヤは南ユダ王国の危機に際して、主なる神様のメッセージを人々に伝えま した。彼は、神の民らしい選択をするように王や国民に呼びかけたのです。「万 軍の主をのみ、聖なる方とせよ。あなたたちが畏れるべき方は主。御前におのの くべき方は主。」(8:13)イザヤは一貫して主に立ち返ることを語りましたが、 その声は人々の心には届きませんでした。歴代の王は何名かを除いて、外国に助 けを求めたり、異教の神々に頼りました。その結果、北イスラエルも南ユダもア ッシリアやバビロニアに滅ぼされてしまったのです。しかし、イザヤには希望が ありました。「恐れることはない。わたしはあなたと共にいる神。たじろぐな、 わたしはあなたの神。勢いを与えてあなたを助け、わたしの救いの右の手であな たを支える。」(41:10)異国の地に連れていかれ、奴隷とされながら、イザヤは 救い主によって解放されることを確信していました。「見よ、おとめがみごもっ て、男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。」(7:14)そしてそれはペル シャ王キュロスによって実現したのです。しかし、これは救いの一部分でしかあ りませんでした。神様の救いの計画は、ユダヤ民族のみならず、全人類に及んで いました。それが新しい祝福であり、新しい天と新しい地の到来というメッセー ジでした。考えてみれば、人間の歴史は、最初の人類であるアダムから神様に背 き続けてきた歴史です。しかし神様は主イエス様が言われたように、僕ではなく、 本来的には子として、友として創造してくださった。だからこそ、主なる神様は、 御子イエス・キリストをこの世にお遣わしになったのです。そして、そのことが イザヤ書の中で預言されていたのです。66 章の前半は、自由な心で主なる神を大 切に思う人を主は祝してくださり、主を軽んじる人々には大いなる災いが降りか かることが語られています。イスラエルの苦難と回復の歴史は、今を生きる私た ちに、「それでも主を信じ切る」ことの大切さを教えているのです。

 新型コロナウイルスは、私たちに課せられた試練です。しかし、先人たちがし てきたように知恵を働かせて信仰を育てていきましょう。

 

 

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