渋沢教会
更新日:2020.10.02

9月20日 御言葉の説教「主イエスの教えC敵を愛する」

大井 啓太郎牧師
レビ19:18
マタイ5:33〜48

 

 「誓ってはならない」…みだりに神のみ名を唱えてはならないという律法があ ったため、当時のユダヤ人は神の名前を唱えることを恐れて、天や地に誓ったり、 自分の頭に誓ったり、神殿に誓ったり(マタイ 23:16)して、その誓いの軽重を 決めていたのです。このような当時の誓いの習慣の中にある嘘を見てとった主イ エス様は、どのような誓いをするにせよ、神に誓う事には変わらず、また誓う以 前から、私たちは神や人に対して誠実でなければならない事を、神に誓うな、と 安易な言葉を戒めたのです。

 「復讐してはならない」「右の頬を打たれたら・・・」を実践するのは難しい。し かし、このみ言葉は究極の処世術だと思うのです。不思議なもので、この聖句は 普段は反発すら覚えるのですが、いざ、怒りが心を支配しそうになる時、私たち の怒りを収めるブレーキとなるのです。この聖句のほかに、ロマ12:19「愛 する者たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい」を思い出すと、私たちは この聖句のありがたさが身に染みて分かってくるのです。それは、私たちの人生 がよりよくなるために必要なことだからです。憎しみの思いで過ごした貴重な時 間は戻ってきません。

 「敵を愛しなさい」…私たちにはできないと思える。しかし私たちは新しい神 の民の倫理を持たねばなりません。主イエス様の言う隣人とは、敵である人々を も含んでいます。(ルカ 10:30-参照)祈ることは最も大切な愛の表現です。私た ちにはなかなかできない事ですが、主の「彼らは何をしているのか分からないの です」という十字架上での言葉を思い出さずにはいられません。愛することは訓 練だと、ある哲学者は言いました。私たちは、そのためにこれからもみ言葉を学 びたいのです。

 

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