渋沢教会
更新日:2021.1.24

1月17日 御言葉の説教「信じる資格」

大井 啓太郎牧師
詩編107:19〜20
マタイ8:5〜13

 

 先週に続き主イエス様が病をいやす物語ですが、物語の中心人物は病で苦しむ 本人ではなく、異邦人でありユダヤの敵のローマ帝国の百人隊長です。彼は異邦 人でありながらこの町に住み、 イエス 様 を 知っていたのです。彼は自分の 部下 の た め に イエス様のもとに来たのです。彼が イエス様にそのことを話すと、主は 「私 が行って、 癒して あげよう」と気軽に応じるのです。しかし、ここで百人隊長は 「自分の家に迎える 資格などない」と異邦人である自分の立場を伝えます。しか し、彼は 自分の立場をわきまえながらも、「言葉を下さい、それだけで癒されま す」と、自分が軍隊の中で培ってきた経験を踏まえて、主イエス様の力に全幅の 信頼を寄せるのです。主 は「これほどの信仰を見た事がない」とこの百人隊長 を ほめ 、 「信じた通りになるように」と言われ、前回の重い皮膚病の人とは対照的 に、全く触れることなく願いは聞かれ、僕の病は 癒された のです。

 周りのユダヤ人にしてみれば 、信じる資格はないと思ったでしょう。しかし、 主は彼が誰であろうと全く意に返さないの です。逆に百人隊長の「 服従」「信頼」 の大切さを人々に示したのです。彼は主イエス様の一言を待ちます。聞こうとし ています。その言葉に信頼しています。しかし私たちはしばしば祈りを通して主 イエス 様 が語って下さる事を自らの言葉で妨げていたり、聖書に既に記されてい る主イエスの言葉に信頼せずに不安に思ったり悲しんでしまう事があるのです。

 私は 重い病気の方をお見舞いに行った 時 に、 きっと神様に文句の一つも言いた いことがあるだろうと思って、それとなく 聞いてみたのです。すると、その方は 「もし、そんな思いになったら、今まで聞いて きた説教がみんな無駄になる。」 と 言われ ま し た。 毎週毎週のみ言葉を神様からのメッセージとして受け止めて、 この日に備えていたのだということを知らされ 、 自らの不信仰を恥じたことがあ ります。 百人隊長やこの方のように 、主の言葉には力があることを今一度心に刻 みましょう。

 

 

 

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